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ダイエット

  

時は12月、年末に向けて体の膨張を抑えきれるか勝負のこの時期、ダイエットなるしょうもない題名で文章を埋めようと思っている。まあ、お付き合い願いたい。

実は若かりし頃、脂肪肝になった。肝臓に脂肪が付いて、世界三大珍味のフォアグラ状態と理解していただければ結構なのだが、そんな時、瘦せることによって脂肪を減らそうと試みる事になった。

ではどうやって瘦せたか。結果から先に書けば3か月で8キロの減量に成功したのである。方法は三つ。

一つは運動。これは誰もが考える事。早朝から走ってみたが、その頃、喘息という病気を抱えていたために、50メートルと駆けられない。走ればゼーゼーと呼吸が乱れ、時として入院ものにもなりかねない。それでも頑張った。

そして二つ目は、食事療法。主食はキャベツに変えた。キャベツを千切りにして、そこに納豆をのせて食べる。何とも味もそっけもない食べ方だが、これで3か月乗り切った。

最後の三番目は酒絶ちである。これが一番きつかった。キャベツと納豆、そしてゼーゼーと走る毎日は何とか乗りきったが、酒を断つのは実に寂しい毎日となった。

そんな生活も「痩せたらビールを飲みながら饅頭を食ってやる」これだけを心の支えにして頑張った結果として8キロの体重減となった訳だ。

勿論、この苦労の結果脂肪肝も無事回復に向かったのだが、丁度三年前、体重が70㎏を超えてしまった。167㎝の小柄な体に、70キロはいかんだろうと第2のダイエットと相成ったのである。

さて、今回はキャベツでもなく禁酒もなく、運動なんか糞くらえで食生活そのものから改善を試みた。

一日三食の食事を二食に変えたのだ。昼の食事を減らす。これが結構難儀な作戦だった。医者は「そりゃ、駄目だよ」と言うかもしれないが、昼になると食事をしない訳だから、仕事がはかどる。

昼食をとらないと、マックもケンタもcoco壱も行かなくなる。であるから、金も残る。それだけではない。夕方には完全に胃が空っぽになる。そんな夕飯時は酒も旨い。

どうだろう日頃、すっごく腹減ったと感じる時ってそうこう無いんじゃないかな。胃が空っぽになると胃も小さくなって大量の食事は入らなくなる。

そんな生活で徐々に体重が減って1年で10㎏の減量となった。あまり人には勧められないが、我輩には功を奏した模様だ。

一つ自慢だが、日々体重計に乗るため今日の自分の体重が何キロかほぼ当てることが出来るようになった。

つまらん自慢だが、ダイエットの巧妙と思って一人で静かにほくそえんでいる。


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