>自動翻訳機能について

二ヶ領用水 宿河原の桜

 

160405-2

もう50年以上も前になるが、川崎市宿河原で幼少の時代を過ごした。駅から小学校までの場所も、踏切近くのパン屋も、ポテトのフライを購入した肉屋も、全て忘れてしまった。

一体どうやって、小学生の私が行動していたのかも、あまり記憶にない。幾つか思い出すのは、ザリガニをバケツ一杯取って家に帰ったら、あまりに帰りが遅いので近所の大人たちが大騒ぎしていた事ぐらいだろうか。勿論、しこたま怒られた。

そんな幼少の時代は、遠い遠い思い出なのだが、毎年この時期になると、そんな場所に足を運ぶ。南武線・宿河原駅から数分の二ヶ領用水、ここの桜が実に美しい。川を跨ぐように桜の枝が伸び、薄ピンクの花びらが川面にアーチを造る。年に一度、夢の描写が浮かび上がる。

160405

今年も恒例のように桜の下で、カップ酒で花見と決め込んだが、今年はちょいと寄り道をしたかった。宿河原駅から二ヶ領用水までの商店街の外れに、小さな居酒屋がある「さくら」である。

実は先日、BS放送の酒場放浪記で吉田類が暖簾を潜った店だ。しかし、残念ながら時間帯が早すぎて準備中の札がかかっている。少し待てばと花見に興ずれが、あっというまに満員御礼。仕方なくカップ酒に酔う始末だが、入口に掲げたメニューの一覧には「サンキューお値段」と全て390円のメニューがいくつも並ぶ、サンキューに390円、いいネタじゃないか。

「さくら」を通り越して、いつもの店へと電車に揺られた。宿河原から登戸へ、小田急線に揺られるほろ酔い気分。今年も桜と思い出に、美味い酒が拍車をかけた。

来年こそは「さくら」でサンキュー、味わいたいものだ。

0

コメント一覧

  1. てりはのいばら より:

    おはようございます。見知らぬ土地の桜に思いを馳せました。カップ酒にも花びら浮かび、さぞかし風流を楽しまれたのでしょうね。

    私も以前、酒場放浪記で見た山口県の「千鳥」なる店を訪ねましたが獺祭は無く、でも五橋と東洋美人をいただきました…。

    こちら在住の大阪でも類さんが来るのは天神橋筋や京橋で、決して北新地ではない、取材の方向性ですよね。

    0
  2. takashima より:

    てりはのいばら様

    来訪ありがとうございます。月の明かりです。

    お住まいは、大阪ですか。先日、京都から大阪へと放浪の旅をしてまいりました。大阪の食べ物は本当に旨いですね。

    大体朝から酒が飲めて、串揚げ食べて、それでも違和感ない環境って東京にもそう多くないですよ。そんな私も、朝の9時から燗酒飲んでましたが、全く抵抗感なく旅を続けられましたから、嬉しい限りです。

    五橋と東洋美人、私もご一緒したいところです。

    0

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)