九郎左衛門 雅山流 葉月 (最後の宮大工 壱)
宮大工の西岡常一氏が、台湾に檜の検査に行った話が残っています。
とにかく、二千年から二千五百年の檜が生えているんですけど、若木のような生き生きとした勢いのええ木は中が空洞です。そして年相応に、二千五百年もやっと生き抜いてきたような形のやつが芯までちゃんと詰まっているんです。
年相応の形をしているやつが、本当に芯まで充実してます。古木でありながら若く生き生きとした大木は、えてして中心は空洞なんです。空洞の場合は木の皮だけを養えばよいから養分が十分なのではないでしょうか。
久しぶりに頂く“九郎左衛門”感動です。
葉月は初めて飲むはずです、非常に優しい飲み口で、スイスイいけます。
月日の流れが味に進化をさせているのでしょうか、美味い!の一言。
山形県 (有) 新藤酒造店 九郎左衛門 雅山流 葉月
精米歩合60% アルコール分14~15度未満
出羽燦々100%使用 山形酵母 1.8ℓ 3、200円(税別)
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