>自動翻訳機能について

東京吉祥寺bistro hechican 「ノ貫」

  

吉祥寺の街は、実にゆかいだ。バスのロータリーから正面に大商店街が立ち並ぶ。しかし、その一歩路地には今も残る昭和な空間「ハーモニカ横丁」には新旧100余の名物ショップが融合している。

まさに現代から過去にタイムスリップした楽しみを現実のものとして、目に止めることができるのが吉祥寺だ。

そんな吉祥寺の駅から1分。「ノ貫」を紹介したい。この読み方「へちかん」と読む。

「へちかん」とは千利休と親交の深かった数奇者「ノ貫」からとったらしいのだが、なぜ「へちかん」と付けたのか?今度行ったら聞こうと思っている。

店内は、ワインバーのような静かな空間だ。しかし本日の目的はあくまでも日本酒だ。

最初に岐阜の「小左衛門」純米初しぼりを頼んでみた。洒落たグラスに注がれた日本酒は実に美しい。その味わいも旨味がたんと感じられる。

スタートには上々の滑り出しだ。

料理は、まて貝のガーリック白ワイン蒸しと牛筋の煮込みをお薦めと言われて注文をする。

その味も、なかなか美味しい出来映えだ。「生からすみ」も注文したが、酒の肴には申し分ない。

店主の蓮村氏も、心地良い対応で会話にはずみを付けてくれた。

続けて酒の注文も紹介しておこう。新潟「鶴齢」特別純米、美山錦と頬を赤らめ。重ねて愛知県「義侠」純米原酒生と三連ちゃんである。

もう一杯、注文したが記憶はあるのだが。銘柄はすっ飛んでいる。いくら思い出そうとしても遠い空の彼方である。

締めに「うどん」をすすって、お開きとした。

帰り際に干支の書かれたお猪口をいただいた。気持ちのいい対応に、外の寒さも心地が良い。

帰宅の電車が少々辛い感はあるが、いい酒と、いい食事と、いい人との出逢いは、吉祥寺まで足を運ぶ意味は十分に感じられる。

実に、楽しい一時をおくらせてもらった。

bistro hechican 「ノ貫」
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-2-8 レモンビル2F TEL.0422-20-8056 定休日:無休
営業時間:月?土 17:30?01:00 日・祝 17:30?24:00
JR/京王井の頭線 吉祥寺駅 徒歩1分
http://www.sometime.co.jp/hechican/


この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)