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鎌倉と宗達への旅

  

鎌倉の高級佃煮屋さん「宗達」に向かったのは、6月の紫陽花が咲き誇る時期でした。
ここの建物の中にあるカフェで塩昆布とお酒が楽しめるという情報を得たのが、発端です。

酒と聞けばどこまでも追い求めるのが、利き酒師のお仕事。
向かうところ敵無しです。(何のコッチャ)

所が、6月に訪れた時は休業日、心から「反省!」して昨日に挑んだ訳です。
ネットで調べて、営業しているか、営業時間は大丈夫か…。

鎌倉の街も小町通りの混雑とは裏腹に、静かな住宅街を散歩がてら歩いていると、心地よい秋の日差しを満喫できます。
そんな、裏の街並みを散策しながら「宗達」に到着です。

正面のロビーには小さな商品ケースが一つ。あまりにも広い空間に、どこで昆布買えるの?と不安になります。
お店の人に声を掛けられました。「お食事ですか」。

ロビーの奥には食事する何組ものお客さんの姿。2階も満杯の様子。さらには順番待ちの方が10人以上。
「いえ、食事ではないのですが」と答えた後に、「お酒と塩昆布で」とは言いずらい。

勇気を振り絞って「お酒が飲めると…。」と言いかけた途端、「あっ、それ今はやってません」と冷たく一言。
「今は、食事とかき氷があります」心の中で、「何で、佃煮屋さんでかき氷喰わなくちゃならないの」と思いつつ。
それでは、「かき氷で」っと注文。

順番待ちをしながら、「何で鎌倉まで来て、かき氷喰わなならんの」と嘆くこと30分。
1000円のかき氷は、秋風そよぐテーブルに運ばれて来ました。

「デカ!」それが、天突くほどのかき氷。さすが驚く1、000円のかき氷。
まるで、積み将棋の駒を抜くように氷を崩しつつ、食に集中しましたが、全部食べ終わる前に体温低下で、サブ…。

そんな、静かな鎌倉の旅は、今回も調査不足で終了でした。

土産に買った「宗達さんの昆布」高級感あふれながら、日本酒で一杯かまそうと、それが今夜のご馳走です。


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