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松本藩酒場 酒楽

  

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信州松本。いい駅に降り立った。

今回の旅の目的は飛騨高山に行くのが本来の狙いではあったのだが、その途中の松本で一息入れるとする。そこでまず信州の食文化をご紹介したい。

まず馬である。馬肉料理は小生の好物でもある。その味を求めて会津若松へ、そして熊本の馬肉を求めて長崎まで。なぜ、熊本に行かなかったのかは説明すると長くなるので省略するが、兎に角九州で馬刺し、そして松本。馬肉には目がない。

駅前の繁華街。あるはあるは「馬肉」オンパレードである。店店の入り口には「馬肉一頭買い」などど大胆な言葉。まるごと一頭は食いきれないが、そんな言葉に心は躍る。

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そして暖簾を潜ったのが「松本藩酒場 酒楽」。実は前の日、予約もせずに入ってみると満席状態。席の余裕など全くない。仕方なく翌日の予約を入れて再訪した経過があるほど客はひっきりなしの状況だ。そして注文するは馬刺しの三品盛り合わせ。極上ロースに極上赤身、そして心臓の盛り合わせとくれば、ヒヒ~ンといななきたくなる。

当然合わせる酒は「どぶろく」だ。どぶろく特区で醸した本物のどぶろく。北安醸造のどぶろくは、普通の濁り酒とは全く違う。どろ~っとした口当たりと潰れきらない米の旨み、そして酸の喉越しが堪らなくいい。本場のどぶろくは実に美味い。三盃も飲めば、ご機嫌状態になれる。

それにしても、この店。何を注文してもデカいのである。ナスのむき身も大きな皿にドカンと乗ってくる。油揚げも大きな皿の上にドド~ンとはみ出さなんばかりに乗ってくる。これって、この店の名物なのか、それにしてもデカい。

であるから、本来は〆に信州蕎麦をと思ったが、馬肉に大皿、そしてどぶろくで心もお腹も一杯のご機嫌気分。

信州蕎麦の話は次回へと持ち越すことにする。


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