酒と料理
今夜は恒例の酒飲み日。土曜日は身も心も「飲むぞ~」の体制、然らば料理も造らなければならない。ここが酒飲みの腕の見せ所。釣り人は、魚をさばくのも釣のうち、とよく言われるが酒飲みも料理が出来なければ酒飲みとは言えない。これが私のこだわりである。
とは言いながらも料理人のような素晴らしい料理が造れるわけもなく、それでも見よう見まねで料理に手を出すのである。
であるからして、柿の種をパリパリ齧りながら日本酒をグビグビ飲むような、そんな無粋な事はやらない。これが本格的酒飲みだ。
今夜のツマミは切干し大根を手にかけてみる。先日の日曜日に、テレビ東京の「男子ごはん」で放送したのを真似ただけだが、これが結構簡単なのでいけると思う。酒は和歌山の「紀土」、これもほどよい香りが食欲をそそる。
では、料理の手順を書いてみるか。
切干大根を水で戻すのだな。これ簡単、水の中に入れて10分もすれば干された大根が生気を取り戻す。よく水を切って大根とハムとニンニクを炒めるのだが、別にこれといって考える事はない。炒めりゃいいのさ。大体料理なんてものはフライパンで炒めて塩コショウして醤油をかければ大概のものは出来上がる。
てな訳で、その中に砂糖とポン酢そしてゴマ油を混ぜて、フライパンにぶっこめば切干大根の炒め物が出来上がり。実に簡単、されど、これだけでは物足りないので切干大根に茹でたマカロニを加えて、またまた塩コショウそしてマヨネーズを入れちゃえばマカロニサラダの完成となる。
どうだい。イメージが膨らんだかな。テーブルの上には見事な料理が二品、さあ後一品行きますか。
和食ばっかりだと腹持ちが悪いので、少々くどい料理も行ってみよう。
キムチと豆腐は如何かな。日本酒にはあまりパッとしない料理なので、ビールをグビグビ飲みながら料理してもらいたい。
まず、木綿豆腐は水を切っておくのが、ポイント。水切りが悪いとベチャベチャになるので、それでもよければご自由に。
ゴマ油を引いたフライパンに豆腐を投入。そしてキムチも投入。ネギのみじん切りも投入。そして気持ち醤油をかけて後はスライスチーズを入れれば終わり。食べる直前に韓国のりをパラパラと入れれば、料理は終了。
実に簡単な料理で夕飯は出来上がり。酒の酔いも日本酒とビールで最高な気分になるはず。
どうぞ、キッチンドリンカーとなって、手元震わせながら料理に挑もうではないか。
さて、今夜も乾杯である。
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