溝の口 居酒屋 たまい 本店
この名前「たまい」。行ったことがなくても、聞いたことはあるのではないだろうか。南武線溝の口駅、この近辺に何件の店を構えているのか。
焼鳥屋、いわし料理店、焼肉にホルモン焼、ラーメン店もあればオールスタンディングバーもあるという。庶民の街にはご機嫌なスタイルではあるが、それだけ支持者が多いのが発展に繋がっている理由と言う事だろう。
百聞は一見にしかず。その言葉通り、まずこの目で見なければ納得がいかない。目指すは「たまい」本店、溝の口駅横浜銀行裏に焦点を合わせた。
入口は気軽に入れる焼鳥屋、入って驚いた。一階は満席、夕方の早い時間であったが、サラリーマンが仕事帰りに立ち寄っているのか、不景気どこ吹く風だ。
背広を脱いだ勤め人、ホッピー煽って、焼き鳥食って、語りと笑いが店内で渦巻いている。一輪、ちょっと大ぶりな着物姿の女性が店内を所狭しと掛けずり回っている。この方が名物の女将さん、アドマッチック天国で目にとめた、美人女将だ。
通された、奥の奥の席。四人掛けのテーブルで、落ち着いたと同時に注文するは、金運つくね。「金運つくね~!」と言いながら食べると金運アップするそんな奴。何だか面白いので注文したが、これがデカい。2串250円なので普通のつくねを想像してると腰を抜かす。テーブルに並んだ時には「1串で250円か?」とメニューを見直してしまった。
それほど大きな金運つくね。叫びながら食べた声も、周りの雑踏に掻き消された為に今だもってその結果は表れていない。
さらに食するは、焼鳥に自家製青竹豆富と味に文句は出ないだろう。そして書き足す酒の味。雪の茅舎や、土佐鶴など悪くはない。勿論、日本酒の種類など言いだせば限がないが、食と雰囲気を併せて見れば楽しめること請け合いだ。
焼鳥で一杯。そんな時は四の五の言わずに「たまい 本店」で酒を煽ろうじゃないか。
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