宮城県(株)新澤醸造店「愛宕の松」
「かもめ食堂」大好きな映画です。群よう子の原作も読みました。
その中に、主人公のこんなツブヤキがありました。「今の日本人は味がわかっているのかな」。
最近流行の「ちょい足し」。
何か、シッチャカメッチャカで驚きの世界です。
一応、これは美味しそうだと思って「ちょい足し」を試してみました。
テレビの中で出演者が口に入れてすぐ「ウマ!」大きく口を開けて咀嚼物を見せる!
何とデリカシーがない奴らだ。とテレビに向かって怒りながらも、試してみたら?
怒りも忘れるほど、不味い。
味が分かってないんじゃないかと真剣に考えてしまいます。
昔「味の素」を生たまご・納豆・白菜の漬物と何にでもかけた覚えがあります。
沢山使うと頭が悪くなる?と噂が立ち、我が家ではいつの間にか食卓から消えてしまいましたが。
懐かしくて、久しぶりに味の素を購入して、納豆にかけてみました。
あれ?美味しくならない?
そうです、昔の藁に包まれた納豆と、今日の納豆は根本的に味が違っているのです。
年月の経過と共に味の質が変化しているのを切に感じました。
現代の若い方々は「ちょい足し」の味が新鮮なのでしょうね。
宮城県(株)新澤醸造店「愛宕の松」本醸造 1.8ml 2100円。
このお酒、お燗用に薦められたんですが、私には常温がピッタリでした。
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