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槽口(ふなくち)と亀口(かめくち)

  

さて、お酒の言葉には分かるようで、解からない言葉があるものです。

そんな言葉の中で、今まで、「どう違うのだろうか」と疑問に思っていた言葉がありました。

槽口(ふなくち)と亀口(かめくち)の違いが理解できませんでした。

これって、気持ちがスッキリしないものですよね。「地下鉄はどっから入るの」夜も眠れなくなっちゃう、そんな疑問です。

調べているうちに、まあどちらも同じなのかなと思うようになりました。

そもそも、酒が槽(ふね)から出てくる出口のことを槽口と言うのです。別名、垂れ口(たれくち)、亀口(かめくち)、樋口(ひのくち)、銚子口(ちょうしくち)というものですから、ちょいと迷ってしまいましたが、同じ事を言ってるという訳です。

ただ、酒瓶に「槽口取り」と「亀口取り」と書かれていると、どうも多少の違いがあるようです。

ここからは、あくまでも私の見解なんですが、「槽口取り」の場合には“槽口”から流れ出てきたお酒を濾過も火入れもされていない生まれたてのお酒を「槽口取り」と表現しているように思えます。

所が「亀口取り」となると、モロミに圧力をかけずに「亀口」から滴り落ちるお酒を、濾過せずに原酒のまま瓶詰めしたのが「亀口取り」。

つまり、ランクとしては「亀口取り」の方が、上ランクと位置付けされるのではないかと、考えるのです。

どうなんでしょう。間違いありませんか


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