「蔵元とのつどい」その続き。
酒米「渡船」は、酒米の王者「山田錦」の父親品種になります。
昭和初期まで関東でも広く作られ、大粒・軟質のため酒米としても大変珍重されたそうです。
しかも雄町の兄弟品種といわれるほどのすごいお米。
一時は絶滅品種といわれてきました。
平成元年から苦労を重ね、平成8年全国で初めて渡船で醸した大吟醸を、全国新酒鑑評会に出品。
見事に金賞を受賞されました。
そんな府中誉さんは、銘柄が「渡船」「太平海」「府中誉」の3種類です。
今回は「太平海」の袋しぼり本醸(生)と特別純米(生詰)の2種類試飲しました。
特別純米は、ぬる燗で頂き、幸せいっぱい。
この銘柄は地元レベルで、一般的にはあまり出荷されてないそうです。
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