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酒蔵の旅・長野県佐久市「千曲錦酒造」

 

緑の杉玉が、今年の新酒の出来映えを意思表示しているかのように、大きく正面に飾られていた。

工場見学の申込もせずに、ぶらり旅と洒落込んで蔵元に顔を出して見たものの、流石に「予約なしでは…。」と断わられる始末。

これは、当然であって決して腹など立ててはいない。無礼なのはこちらであって、新酒搾りの忙しい時期に見学させろと言う方が失礼なものだ。

そこで、試飲場所でお酒の説明を受けることにした。

「最初にビデオを見てください」と酒造りの映像を大型テレビに映してくれたのは、若きお姉さま。

しかし、テレビのスイッチと同時に並べられる試飲の四号瓶。目に入るのはテレビの画像ではなく、並ぶ酒瓶に目が向かうのは、本能というもの。

2本・3本・4本…。まだ、まだ並ぶ。

芳醇なる純米酒「帰山」だけでも壱番、弐番と並んで番外の壱回火入れまで来れば7本は並ぶ、それ以外にも本家本元「千曲錦」。「吉田屋治助」まで並べば何本並んだのだろうか。

さすが、太腹の千曲錦さんだ。

小さなお猪口も回数飲めば、同じ事。しかも、朝の10時を回った時間、身体のアルコール濃度は春爛漫、体温調節ぽかぽか気分。頭の中はパカパカ状態。

いい気持ちになって、注ぎ続けること限りなく。それでも、僕の舌は健在だった「帰山の壱番・純米大吟醸・袋しぼり」は、絶品だった。

帰山ブランドの最高峰と銘打った言葉は、決してまやかしではない。実にいい出来だ。

香りに、酔わされ。味に魅了された「千曲錦酒造」。

「あっぱれ」な蔵であった。

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