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福生の地と歩む多満自慢「石川酒造」

  

東京の多摩には、都内のうっそうとした人の流れとは裏腹に、静かな住宅街の中に、ポッカリと酒蔵が存在します。

福生と言えば米軍横田基地が頭をよぎりますが、そんな環境は忘れて、地と歩む多満自慢「石川酒造」が拝島駅から徒歩15分の場所に歴史を刻んでいます。

石川酒造は、文久3年(1863年)に始まります。明治14年、この熊川の地に酒蔵を建ててから現在まで140年余り、これらの土蔵に歩みが生きます。
この地の水と空気から生まれた「多満自慢」を誇りに思い、新しい酒造りの可能性を今でも追求し続けています。

敷地の周りは、昔ながらの黒塀に土蔵がつながります。大きな八重桜、樹齢400年の夫婦ケヤキが石川酒造の精進の祈りの木となっています。

試飲がしたければ、土蔵造りの酒世羅(サケセラー)。蔵に来ないと飲めない生酒、吟醸、古酒まで…。これが蔵見学の楽しみの一つです。

石川酒造資料館には、歴史と酒造りの貴重な資料に目を通せます。杜氏と蔵人との関係など、写真で江戸時代にタイムスリップ。

さて、昼食としましょう。雑蔵(ぞうぐら)では、肴と日本酒を存分に楽しめます。一品料理でもいける味です。
山菜の天ぷら、旬のサラダ、鯛の煮付け、そして仕上げは蕎麦で、喉を冷やしましょうか。

日本酒は樽酒、生酒、純米大吟醸「夏の慶」は、さっぱりとした口当たり良さ。料理とマッチします。
昼間から飲めるのですから、ご機嫌です。

まだ日も高いのに頭の中は、ほろ酔い気分。

おおきな「酒林(さかばやし)」にカメラを向けながら、酒の神様に一言お詫びを「すみません酔いました」。


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