栃木県相澤酒造「愛乃澤」純米吟醸 赤ラベル
胴はり赤地に黒文字で書かれた「愛乃澤」。
肩ラベルには「純米吟醸」。
中ラベルは「生酒」。そして茶色の瓶。
すぐイメージできることは、香りは良く、アルコール度は高い…。
あらかじめ冷凍庫で、冷やした片口に、トクトクと静かに移す。漂う香りから、口当たりの良さは充分伝わってくる。
一口飲んで「旨い…。」そして、二口、三口と続く。
「しまった、燗上がりを楽しむはずだっのに。」つい香りに誘われて、1合飲み干してしまった。
生酒はアルコール度数が高い場合が多い、当然口当たりが良いのでピッチが早くなる。
今日は睡眠不足だった。味の感覚は、その時の身体の状態に左右してしまうのも、分かっているのに、実に不本意な飲み方をしてしまった。
2合目はぬる燗で試したが、酔って味がわからなくなってしまった。しごく残念である。
久しく飲んでない「清泉 七代目」を思い出した。
吟醸香 ★★★★★
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★☆
香り、旨味と申し分ない出来映えである。
値段は一升3,200円、少々お高めであるので☆四つ
お酒は体調によって左右されます。私は疲れているときには「いい酒」は飲まないことにしています。それと次の日が早い時間に出かける時などです。
「いいお酒は」前の日にぐっすり眠り、翌日は何もない。こういう日こそじっくりお酒を飲みます。もちろん酒の肴もじっくり考えます。
若いころは何でもよかったが、歳とともにお酒の味わい方が変ってきました。
旅に出ても、宿について温泉につかって直ぐにビールを飲みたいのですが、ここは夕食まで我慢して飲みません。飲んでしまうとせっかくの夕食の酒も料理もあじ気ないものになってしまいます。この我慢が最近ようやく出来るようになりました。
お酒は愛して飲みたいものです。ほどほどに…
上手い酒を人肌燗で新鮮な刺身などで飲むと最高です。