- 2009-04-16 (Thu) 09:36
- 日本酒事典

その声に、出来うる限り応えたいと思いまして、一言書かせてもらいます。
もともと醸造アルコールを添加する方法は増量が目的でした。戦後、米不足の中で始められています。しかし、元禄時代にも「桂焼酎」と言って、清酒の防腐剤効果のためにも使われていました。
防腐効果の意味からすると、必要不可欠でもあったのです。
ただ、身体への影響として醸造アルコールが、いかがな物かとの疑問があります。
現在、醸造アルコールは、酒造会社によっては、自社製造の焼酎を使っています。一般的には純度の高い焼酎甲類です。サトウキビから糖蜜を採ったあとの廃糖蜜を再発酵させた物を使ったりします。
最近は海外からも輸入している様ですが、ブラジルなどはバイオエタノールの先進国ですから、現在使われている醸造アルコールについては心配ないと思います。
さらに、蔵元さんの意見を聞くと「必要です」と言い切る人もいます。また、一方で「純米酒しか造りません」という蔵元さんもいます。
必要ですと言われる蔵元さんは香味や旨味を引き出すのには、必要だと主張するのです。大吟醸でも少量の添加をするのは、吟醸香が立ちやすいからなのです。
使わないと主張する蔵元さんも、身体に影響があるからとの理由で使わないのではなく、味そのものへのこだわりから使わないようです。
こうして書いていると、なかなか結論は出ないのですが、私は問題ないと思うのですが、気になる人は「飲まない」のがいいのでしょうね。
多分、今後は純米酒が主流になって行くと私は思っています。それが、結論でしょうか…。
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