August 2010
福井県加藤吉平商店「梵」特別純米酒

この頃、休肝日をもうける事にしているのです。
「何と言う武骨者」と、お叱りを受けるかもしれませんが、帰りの遅い晩はお酒を抜いているのです。
肝臓を悪くした訳ではないのですよ。
遅く帰宅する日は、夕食を外で食べるので、家に帰ってお酒を飲むのが勿体無くて。
だってそうでしょ、やはり酒の肴と併せて飲むのが、何たって一番ですから。
そうこう言っている本日ですが、昨夜は休肝日でした。
「今日、何を飲むかですって」…。
今日も凄いですよ、加藤吉平商店「梵」の特別純米酒です。
山田錦50%精白の0℃で一年間熟成させました。
IWC2010(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の審査結果が発表され、見事、純米酒部門においてゴールドメダルを受賞したのです
から、申し分ありません。
この旨さで標準小売価格 1,680円ですから、泣けちゃう安さです。
香 味 ★★★★★
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★★
福井県加藤吉平商店「梵」無濾過生原酒

「いいな~、旨いな~」
そう思いながら、一口そして二口と杯の美酒が喉の奥へと流れて行きます。
実家の福井に帰る友人に頼んで、「梵」を購入。手元に届いた時には、そりゃ美しい瓶の姿にため息をもらしました。
間違いなく、芸術品であります。
「酒」という言葉では片付けられない、まさに極限の名品といいたくなる、日本酒です。
加藤吉平商店は、「当蔵は、無添加の純米酒のみを造っている酒蔵です。蔵内の長期熟成酒を含めて、全ての日本酒が純米酒なので完全純米酒蔵宣言をしています。当蔵では山田錦の精米歩合10%の超・純米大吟醸酒を筆頭に、蔵内平均精米歩合40%以下という、日本でもトップクラスの高精白米を使って醸造しています。お酒は、すべて長期氷温熟成されてから出荷するという、まさに”本物の旨さ”にこだわっている酒蔵です。」と自信を持って語っています。
マイナス10℃以下の超低温で、約1年間 調整熟成したことにより、新酒に含まれる二酸化炭素が抜け、素晴らしく滑らかで、豊満な大人の味の純米大吟醸・生原酒として息吹きを得ました。
720ml 1,890円。
決して、この値段が高いとは思いません。
そして、こんないい酒を足を運んで購入してくれた友人に、この場から感謝します。
「ありがとう」。
鹿児島県若潮酒造「千亀女」麦焼酎

山口に旅行した友人から、お土産として橙酢(ポンズ)を頂戴しました。
長州萩特産高級食酢「生」マルハギ物産 360ml。
値段はわかりませんが、長州萩特産の橙を1つずつ丁寧に絞りあげた、純天然果汁酢だそうです。
なんとも「生」の表記に弱い。
鍋料理・お刺身・揚げ物に最適だそうですが、ふと思いつきました。
焼酎にて割って飲みたい!
早速、杉酒店に出かけ、事情を話すと。
お薦めの焼酎がありました。
鹿児島県若潮酒造「千亀女(せんかめじょ)」麦 720ml 1140円。
麦のコクがたまりません!
何より橙酢で割った、飲みやすさは抜群。
危うく4合瓶1本開けてしまうところでした。
持つべきものは友人と馴染みの酒店ですね。
麦 香 ★★★★★
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★★
愛知県萬乗醸造「ポンヌフ」純米吟醸

日本酒のストックがないので、奇特な友人が一本送ってくれました。
ポンヌフ(Pont neuf) 。
1607年新しい橋という名の橋が、セーヌ川に架かりました。と瓶裏の説明書。
食事との相性を考えた酒質を目指したそうです。「食中酒」ですね。
邪魔にならない香り・喉越し・つい飲みすぎてしまいます。
愛知県萬乗醸造「ポンヌフ」純米吟醸 1.8L 3000円。
そうです、「醸し人九平次」の蔵元です。
ただ友人の話によると、発売元が限られ一般に流通しないのでは?
と言ってました。
貴重な体験でした。
吟醸香 ★★★☆☆
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★★
「ひやおろし」出荷間近

昨夜は、涼しい夜でした。
そんな朝の目覚めは、何やら気持ちが良くて、何時も車で通勤しているのに電車を利用して駅まで歩いてみました。
見慣れた道ではありますが、空き地の雑草の穂先の揺れも、なんとなく心地よく感じられます。
小さな公園の樹木から、声高に鳴くセミの声も、何だか力なく聞こえてきます。
夏の一休みでしょうか。
季節は9月の声を聞こうとしています。「ひやおろし」の出荷が間近い頃となっています。
気の早いお店では、「ひやおろし入荷」が始まるのでしょうか。
「今夜は何を飲もうか」と、考えながらも冷蔵庫の中には、日本酒の「に」の字も無いことが頭にうかびました。
それでは仕事帰りに酒屋に寄って、などと考えながらホームに立っている自分が、とてつもなく小さく感じられます。
願いは「今夜、旨い肴と、旨い酒」。
小さな願いに幸せを感じられるのも、この涼しさだからでしょうか…。
「日本酒検定」東京会場 締め切り間近に迫る

日本酒検定は、日本の国酒である「日本酒」の提供方法の研究を中心に酒類の総合研究を行い、その教育啓蒙活動を通じ日本における酒文化の発展および関連業界の支援、そして日本食文化の継承発展に寄与する事を目的に活動する、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連 合会(SSI)が実施している消費者向けの日本酒の知識評価検定です。
日本伝統食文化の粋である日本酒の魅力を消費者のみなさまに知って頂く機会を広く提供し、日本食文化の 継承発展活動の一つに日本酒知識学習と位置づけ、消費者が日本酒をもっと楽しんでいただくことを目的に日本酒検定を実施しています。
※日本酒が国内に広まったとされる飛鳥時代の冠位十二階を階級名に置換え、現代に日本酒が広まって欲しいという願いを込めています。
各級の人物像
(1級)(準1級) 日本酒のあらゆることに精通し、後世へ適切に継承発展を行える者
(2級) 日本酒の特徴、魅力を理解したうえで、新たな日本酒の楽しみ方を考案できる者
(3級) 日本酒の基礎知識、周辺知識のみならず日本酒の特徴、魅力を理解し第三者に伝えられる者
(4級) 日本酒及び関連知識を広く習得し、TPOに合わせて商品選択ができる者
(5級) 日本酒に関する基礎知識を習得し、最低限の商品選択基準を有する者
検定会場は
9月12 日 東京都 ホテルメトロポリタン エドモント(飯田橋)
12月12日 東京都 東京グランドホテル(芝公園)
12月12日 大阪府 大阪コロナホテル(新大阪)
12月12日 愛知県 アパホテル名古屋錦(栄)
申込締切
各開催日の2週間前 9月12日→2010年8月29日(日)
お申し込みは↓
http://www.sakejapan.com/
「発酵道」寺田本家当主 寺田啓佐著

「微生物は謙虚な姿勢でありながら、自分らしく、楽しく、仲良く生きているように見える。そこは大きな共生の世界、仲よしの世界、感謝と報恩の世界だ」
一冊の書物の、文中の言葉を引用させてもらいました。
その書物は、千葉県香取郡「自然酒蔵元・寺田本家」23代目当主の寺田啓佐氏が書いた「発酵道」の一文です。
300年に及ぶ老舗の造り酒屋「寺田本家」に25歳で婿入りしたのが、寺田啓佐氏。
当然酒造りなどまったく分からない。まして酒は下戸。それでも23代目を肩にしょい、走り出したのはいいのだが、婿入り翌年から「日本酒場離れ」が到来します。
売上が落ち、利益は下がり、行き着く先は体を壊して入院、手術とお決まりコースでした。
病気の原因は「腸が腐って」いたそうです。
しかし、人とは不思議なものです。腸が腐ることから、「発酵すると腐らない」と考えが及ぶのです。
ここが、凡人と偉業をなす人の違いかもしれません。それからは、「発酵」と「腐敗」を追い続けます。寺田本家再生の一歩が始まるのです。
そして「本物の酒を造ろう」と心に決めるのです。米を見ても農薬と化学肥料を使った米は、月日が経つと黒いタール状になてしまいます。
でも、無農薬の米は、何ら形も変わっていません。本当の米なら1000年経ったって米から芽が出るといいます。
米だけでなく、麹菌も酵母も「生きている」のです。その酒蔵の微生物が人間の生き方をも教えてくれるのです。
酒は、狂い水です。でも、その活用と適量を使い分けられれば、なんて素晴らしい飲み物となるのでしょうか。
発酵道から学ぶことは、私自身の生き方にも影響します。
機会があれば、「発酵道」購読をお薦めします。
魔法のグラス誕生!「 HIROアート工房」
6月27日の書き込みで「 HIROアート工房」ここが面白い!と、書かせてもらいました。
ご記憶あるでしょうか。
ガラス工芸のお店で、ガラスの表面に、顔写真でも絵でも何でも書いちゃう、すぐれもの工房なのです。
その店を訪ねた時、「ビールグラスでさ、美味しい泡の立つグラスが欲しい…。」と、話した訳です。
その思いに応えてくれたのが、「 HIROアート工房」の宮澤さん。

見事な雪の結晶をデザインした素敵なグラスが出来上がりました。
グラスの内側にブラストをかけて削った物です。

その結果、ビールを注ぐと細かな泡が発生して、泡でビールの酸化を押さえ込み、ビールが美味しくいただけちゃう、魔法のグラスです。
ギネスビールが、そうじゃないですか。泡が細かいため、長時間泡が残っているのです。そのため、いつまでも美味しくビールが飲めちゃう。
そんな、原理でしょうか。
手に取って見てもらえない分、写真を公開です。
酒を趣味として味わう人の付属品として、グラスは欠かせませんね。
そんな、「 HIROアート工房」は、こちらです。
↓
http://www11.ocn.ne.jp/~hiro-art/
ご記憶あるでしょうか。
ガラス工芸のお店で、ガラスの表面に、顔写真でも絵でも何でも書いちゃう、すぐれもの工房なのです。
その店を訪ねた時、「ビールグラスでさ、美味しい泡の立つグラスが欲しい…。」と、話した訳です。
その思いに応えてくれたのが、「 HIROアート工房」の宮澤さん。

見事な雪の結晶をデザインした素敵なグラスが出来上がりました。
グラスの内側にブラストをかけて削った物です。

その結果、ビールを注ぐと細かな泡が発生して、泡でビールの酸化を押さえ込み、ビールが美味しくいただけちゃう、魔法のグラスです。
ギネスビールが、そうじゃないですか。泡が細かいため、長時間泡が残っているのです。そのため、いつまでも美味しくビールが飲めちゃう。
そんな、原理でしょうか。
手に取って見てもらえない分、写真を公開です。
酒を趣味として味わう人の付属品として、グラスは欠かせませんね。
そんな、「 HIROアート工房」は、こちらです。
↓
http://www11.ocn.ne.jp/~hiro-art/
北海道の旅。〆は「千歳鶴」。
走ること800キロ。
千歳空港に降り立つと同時にレンタカーの車はひたすら走ります。その日のうちに帯広までの道のり。
ナビの調子は快調なれど、高速に乗る道を避けるようナビは動きます。無理やり高速道路に突入、何と言っても、高速料金無料で突っ走れるから嬉しい。
高速から眺める広がりは、やはり北海道ならではの広大さ。「はてしない大空と、広い大地の…。」と歌った松山千春の思いが、胸にささります。

初日は帯広の駅近く「魚千」で、おばちゃん料理に舌鼓を打つことになります。店の正面に「私・時価」と書かれた料理メニューを注文しそこなったのが心残りです。
二日目は旭川まで走って、そして3日目。札幌すすきので宿を取ります。夜は、蟹料理そしてホッケの刺身と、現地でなければ楽しめません。
二次会は、ちょいと若いお姉さんが一人で営業しているスナックへ。「ねえ、この店暑くない」「そうなのクーラー壊れてるの」…。その夜、北海道は最大の熱中夜でした。

そして4日目。札幌と言えば、「千歳鶴」です。
朝、10時の千歳鶴ミュージアムに飛び込んで、その味わいを楽しむ…。と書きたいところですが、当日向かった足は、車。

残念、無念…。しかし、北海道でしか購入出来ない、特別純米酒と純米原酒の生を購入。
味わいの楽しみは東京でと先延ばしして、千歳空港へと走りました。
何と、3泊4日で走行距離は800キロ。走りに走った夏休みでありました。
千歳空港に降り立つと同時にレンタカーの車はひたすら走ります。その日のうちに帯広までの道のり。
ナビの調子は快調なれど、高速に乗る道を避けるようナビは動きます。無理やり高速道路に突入、何と言っても、高速料金無料で突っ走れるから嬉しい。
高速から眺める広がりは、やはり北海道ならではの広大さ。「はてしない大空と、広い大地の…。」と歌った松山千春の思いが、胸にささります。

初日は帯広の駅近く「魚千」で、おばちゃん料理に舌鼓を打つことになります。店の正面に「私・時価」と書かれた料理メニューを注文しそこなったのが心残りです。
二日目は旭川まで走って、そして3日目。札幌すすきので宿を取ります。夜は、蟹料理そしてホッケの刺身と、現地でなければ楽しめません。
二次会は、ちょいと若いお姉さんが一人で営業しているスナックへ。「ねえ、この店暑くない」「そうなのクーラー壊れてるの」…。その夜、北海道は最大の熱中夜でした。

そして4日目。札幌と言えば、「千歳鶴」です。
朝、10時の千歳鶴ミュージアムに飛び込んで、その味わいを楽しむ…。と書きたいところですが、当日向かった足は、車。

残念、無念…。しかし、北海道でしか購入出来ない、特別純米酒と純米原酒の生を購入。
味わいの楽しみは東京でと先延ばしして、千歳空港へと走りました。
何と、3泊4日で走行距離は800キロ。走りに走った夏休みでありました。
石川県菊姫(合)「菊姫」山廃仕込無ろ過呑切生原酒

「ゲゲゲの女房」が水木プロを設立して、悪魔くんのテレビ放映。
そしてゲゲゲの鬼太郎のアニメ放映決定、と苦しいトンネルの時代をやっと抜け出し、人ごとながら嬉しい時代に入って来ました。
ドラマの中で雑誌「ゼダ」のエピソードが出てきますが、ご存じ月刊誌「ガロ」の事です。
我が青春時代を思い出して、本当に懐かしくなりました。
表紙は白土三平氏のカムイ。
巻頭はもちろん白土三平、次に水木しげる、そして、つげ義春、滝田ゆうと続く名著でした。
他の大手出版社と紙質の違いが歴然としてまして、手触りは悪かったのです。
しかし、それが白土・水木・つげ・滝田各氏の世界観とマッチして不思議な空気感がありました。
そして本日驚きの発見。
ドラマの中でアシスタントの2人は、つげ義春と池上遼一だったそうです。
これには感動です、水木しげるとつげ義春が師弟関係だったとは!
さらに「ガロ」の中で同時掲載していたとは。
当時は東急ハンズもなく、スクリーントーンなんかありませんから、背景は全て手書きでした。
手を抜かず、ひたすら良い作品づくりに邁進していく姿は、涙が出てくるほど感動です。
嬉しくなったので、石川県菊姫(合)「山廃仕込無ろ過呑切生原酒」720ml 1800円を購入してきました。
無ろ過原酒と言っても、優しく力強い飲み口です。
ひたすら良いお酒造りが伝わってきます。
吟醸香 ★★★★☆
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★☆
ガンバレ宮崎!

宮崎県の「口てい疫」も解除になり、高校野球も延岡学園に決定。
引き続きガンバレ宮崎を続けます。
宮崎県黒木本店 大麦焼酎 陶眠「中々」720ml 28度 2000円
そもそも「百年の孤独」に使用した麦焼酎は、芋焼酎にブレンドするために造っていたそうです。
現在は「中々」が黒木本店の基幹商品らしいのです。瓶詰めの商品は良く見かけます。
その中でも今回の商品は、容器がオシャレです、陶器ですよ!
ズッシリ重量感があり、味の重みとして感じられますし、栓もコルクで、思わず手が出てしまいました。
はるか昔、国鉄時代の駅弁と一緒に、陶器入りのお茶がありました。
やがてポリ容器に変わった時、ポリの匂いが鼻につき、お茶が嫌いになった時期もありました。
そんな記憶があり、陶器なら品質に問題なし、旨いはず。
見事!瓶詰とは違う香りとコクでありました。
麦 香 ★★★★★
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★★
追伸であります。
私「月の明かり」は、明日から4日間「夏休み」をいただきます。留守をご勘弁下さい。
島根県李白酒造「李白」純米吟醸

8月ですね。
何だか、あって間に夏に突入して、とうとう8月の真夏になってしまいました。
そんな中、本日は島根県李白酒造「李白」純米吟醸・雄町の生原酒です。
720ml・1500円。そして花酵母つるばら仕込み、と迫ります。
このお酒を紹介しましたのは、蔓薔薇(つるばら)の花から分離された酵母を使用している点です。
さらに、この挑戦は出雲杜氏の伝統を受け継いだ、若い方々の努力の賜物です。
他に2種類ありますので、今後入手しましたら、ご紹介いたします。
以前にも、お話したように地酒蔵元さんは、後継者の育成が緊急課題であると思います。
そんな時に、新しい挑戦は、本当に嬉しく頼もしいです。
今後も応援いたします。
しかし、このお酒は最近の発売ではなく、5年以上前の発売だそうです。
早く知っていれば、違った人生を送れたのに!(飲んだ席で、良く使う常套句ですね)
吟醸香 ★★★★★
旨 味 ★★★★★
値 段 ★★★★★
雄町独特の甘さが嬉しいのです。


