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January 2010
東京吉祥寺bistro hechican 「ノ貫」

吉祥寺の街は、実にゆかいだ。バスのロータリーから正面に大商店街が立ち並ぶ。しかし、その一歩路地には今も残る昭和な空間「ハーモニカ横丁」には新旧100余の名物ショップが融合している。
まさに現代から過去にタイムスリップした楽しみを現実のものとして、目に止めることができるのが吉祥寺だ。
そんな吉祥寺の駅から1分。「ノ貫」を紹介したい。この読み方「へちかん」と読む。
「へちかん」とは千利休と親交の深かった数奇者「ノ貫」からとったらしいのだが、なぜ「へちかん」と付けたのか?今度行ったら聞こうと思っている。
店内は、ワインバーのような静かな空間だ。しかし本日の目的はあくまでも日本酒だ。
最初に岐阜の「小左衛門」純米初しぼりを頼んでみた。洒落たグラスに注がれた日本酒は実に美しい。その味わいも旨味がたんと感じられる。
スタートには上々の滑り出しだ。

料理は、まて貝のガーリック白ワイン蒸しと牛筋の煮込みをお薦めと言われて注文をする。

その味も、なかなか美味しい出来映えだ。「生からすみ」も注文したが、酒の肴には申し分ない。
店主の蓮村氏も、心地良い対応で会話にはずみを付けてくれた。
続けて酒の注文も紹介しておこう。新潟「鶴齢」特別純米、美山錦と頬を赤らめ。重ねて愛知県「義侠」純米原酒生と三連ちゃんである。
もう一杯、注文したが記憶はあるのだが。銘柄はすっ飛んでいる。いくら思い出そうとしても遠い空の彼方である。
締めに「うどん」をすすって、お開きとした。
帰り際に干支の書かれたお猪口をいただいた。気持ちのいい対応に、外の寒さも心地が良い。
帰宅の電車が少々辛い感はあるが、いい酒と、いい食事と、いい人との出逢いは、吉祥寺まで足を運ぶ意味は十分に感じられる。
実に、楽しい一時をおくらせてもらった。
bistro hechican 「ノ貫」
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-2-8 レモンビル2F TEL.0422-20-8056 定休日:無休
営業時間:月〜土 17:30〜01:00 日・祝 17:30〜24:00
JR/京王井の頭線 吉祥寺駅 徒歩1分
http://www.sometime.co.jp/hechican/
とある渋谷の居酒屋で

正月気分も飛びつつある今日この頃ですが、体調はよろしいでしょうか。
私こと「月の明かり」は3日から仕事を始めています。貧乏性ですから、いや貧乏ですから仕事しないと。
さて、そんな日がな一日、知人の見舞いのために渋谷まで繰り出す機会がありました。
当然帰りには「一杯傾けるか」と普段歩かない渋谷の雑踏で店探しを始めると「地酒あります」の文字に目が止まるのでありました。
情景描写を長く書くと、本題に到達しないので…。席に着くなり「神亀を人肌燗で」と最初に注文。外は寒いので、体に火照りが欲しくてまず一杯。
これが、ダメなんですよ。あのまろやかで芳醇な「神亀」の良さが何も出ていないのです。
仕方なく、「酔鯨」を冷やで注文。今度はいけるだろうと期待はしたが、案の定、あの辛口の切れ味が舌先に感じられない。
残念だ!
所が突然メニューが置かれたのです。「新酒の生酒入荷」と来ました。
飛びつくがごとく注文しましたが…。「あ~」
最後の仕上げは蕎麦で締めくくりましたが、「なんじゃ、ゴムか」と思うような味の無さ。
勝負ありました。
新年早々、「地酒」の言葉に惑わされて飛び込んだのがいけなかったと反省です。
帰る途中に、今人気の「白い鯛焼君」を買ってはみたが、腹にもたれて、これも「アウト」。
いやはや、たまに歩く渋谷の街は、若者にはいいかもしれませんが、オジさんには少々場違いな思いです。
どこか、渋谷でいい店知っていたら「教えて下さい」。


