福祝 純米大吟醸 (酒屋の風景)
「ねえ~、獺祭ある~」大きな声を上げ店に入ってきた若い男。
連れの女性は“ダッサイ?” と意味不明の顔付き、店員も“又か!”と短く溜息を付き。
「奥の棚にありますよ」一応、無礼にならない程度の受け答え。
「え~何処、何処~」
あ~五月蠅いな~、周りの客は一応に迷惑顔。
「え~こんな小さい瓶で、高~い」
連れの女も遠慮なしで、思ったことを口に出します。無礼な奴も、その高額に一瞬たじろぎ、「いや~これが美味いんだよ、何にも知らねえんだな~」
「すご~い物知り~」
バカな漫才を聞いているようです。
「見ろよ!一人1本て書いてあるだろ~貴重なんだよ」いつもと変わらぬ酒屋の風景でした。
今注目の北海道米の“きたしずく”を使用。新しい旨みが嬉しくなります。
千葉県 藤平酒造合資会社 福祝 純米大吟醸
精米歩合50% アルコール分16度以上17度未満
1.8L 3、200円(税別)
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